東京まで77.7マイル

思いつくこと、思い出すこと、思いあぐねていること。それから時どきワイヤーワーク。

殺し文句

f:id:wired1997:20180821200911j:plain

 

探し物をしていたら、針金細工の教室をしていた当時のリーフレットが出てきた。

教室を開いていた期間は3~4年だったけれど、楽しい思い出だ。

 

f:id:wired1997:20180816071123j:plain

みんな元気かなぁ・・・。

 

通ってくれた生徒が何人だったのか覚えていないけれど、

このブログを読んで連絡をしてくれたらとても嬉しい。

奇跡のような確率かもしれないけれど、

それを楽しみにもう少し書き続けたいと思う。

 

当時、1回だけ東京で教室を開いたことがあった。

場所は銀座三越の屋上階にあった園芸店で、

名前は「マリポサ・ガーデンスペース」だったと記憶している。

 

何の縁でその話をいただいたのか、経緯は思い出せないのだが、

担当者のセリフがとてもカッコよかったのははっきり覚えている。

 

条件を詰めながら、最後にこう言ったのだ。

三越はおかげさまで百周年を迎えました。

 この企画はその流れの中にあって、チラシは100万枚を予定しています。

 受けていただければ、先生(一応そう呼ばれていた)の名前が100万枚に

 載ることになります」

 

はなから受ける気でいたのに、この殺し文句である。

田舎者はひとたまりもない。

 

何をやったのかは全く覚えていないけれど、このセリフだけは忘れない。