東京まで77.7マイル

思いつくこと、思い出すこと、思いあぐねていること。それから時どきワイヤーワーク。

針金細工教室「ワイヤーワークの基礎 その5」メモホルダー

 

f:id:wired1997:20180825225643j:plain

今回はメモホルダーを作ってみましょう。

立体ですが、いわゆる一筆書きです。

 

前回の四角形に比べると難易度が上がりますが、がんばりましょう。

大事な「留め」の箇所は一つだけです。

 

wired1997.hatenablog.com

 

用意するワイヤーは約60センチ。

お手本は鉄の16番ですが、もうひとつ細い18番でも大丈夫です。

それ以下では重さが足りないので、

少しの風が当たっても倒れてしまうかもしれません・・・。

アルミであれば、少し太い14番でも作れると思います。

 

最初の写真は完成形(お手本)です。

f:id:wired1997:20180825225818j:plain

実際の寸法ですが、横幅は約8センチ、高さは約9センチです。

 (定規と一緒に撮ったのですが、役に立ちませんでしたね)

3本足で中央は少し浮いています。

その中央からまっすぐ上に伸びている上部のクルクル部分が、

メモを差し込む場所です。

この部分の形はいろいろ考えられますが、

要はメモが挟めればどんな形でもOKです。

 

では順を追って、作ってみましょう。(写真→説明、写真→説明・・・です)

 

f:id:wired1997:20180825230029j:plain

これは60センチに切ったワイヤーです。丸めるとこんな感じですね。

 

いよいよここからが、作成です。

 

f:id:wired1997:20180825230428j:plain

最初は足です。

このメモホルダーは下部、つまり足から作っていくのですが、

長さは大体6センチくらいが良いと思います。(*60センチで作る場合です)

まず、1本目の足をざっくりと作ります。

よく見ると、先端が少し曲げてあるのがわかると思いますが、これはまた後で。

完成形に比べて、ぼてっとした感じですが、修正は後でやりますので、

このまま進んでください。

 

f:id:wired1997:20180825230803j:plain

次は二つ目の足です。一つ目と同じく、長さは6センチくらいです。

 

f:id:wired1997:20180825231147j:plain

そして、三つ目の足。同じく6センチですね。

 

f:id:wired1997:20180825231250j:plain

ここで、最初に曲げておいた先端を三つ目の足の根元にかけ、留めます。

 *写真では引っ掛けてあるだけですが、これはワイヤーの流れが読者に

  わかりやすくするためです。

  本来は、ここで留めることにより、ようやく3本足の形とバランスを

  取ることが出来るのです。

  最初の完成形を参考に、形を整えてください。

 

f:id:wired1997:20180825231451j:plain

次は、残りのワイヤーを二つ目の足の下をくぐらせ、上に立ち上げます。

 (*足の形は整えていません)

 

f:id:wired1997:20180825231702j:plain

残りのウィヤーをクルクルとすれば出来上がりです。

 (*足の形は整えていません)

 

メモを挟むと、こんな感じです。

 

f:id:wired1997:20180825232029j:plain

挟み込むところのクルクルがメモにかさなるので、

もう少しスッキリさせた方が良かったかもしれませんね。

 

いかがでしたか?

ではまた。