目的と手段の関係性に思う(S)
どうやら「目的と手段の入れ替わり」ということが起きています。
「目的と手段の入れ替わり」とは、
一般的には手段が目的化することを指すのですが、
私は仕事でもプライベートでもよく起きます。
みなさまはいかがでしょうか。
一旦そのループに巻き込まれると、
なかなか抜け出せないので厄介です。
今回は薄々感づいていたというより、
目をつぶっていたというのが本当のところですが、
そろそろ行動しないといけないところまで来てしまったようです。
ところで、この問題のややこしさは
「目的」と「手段」の関係性にもあるのでしょうか?
一般的に目的と手段はセットで、
「~を実現するために、~をする」という形ですが、
文章だとわかりにくいので、図にしてみます。
ちなみにこの図は説明用の思い付きなので、
私が抱えている問題とは違います。
図の中心は「運動不足を解消する」です。
ありがちですね。
最初に図の左側を見ると、
目的は「運動不足を解消する」で、
「ジョギングをする」は手段です。
次に図の右側を見ると、
目的は「健康になる」で、
「運動不足を解消する」は手段です。
つまり「運動不足を解消する」ことが、
目的にもなり、手段にもなるということです。
まとめると、
ある目的はより大きな目的の下では手段になるということです。
ややこしい関係性ですね。
この関係性が上にも下にも続いて行くのです。
最初に戻って、
当初の目的がいつの間にやらどこかに消えて、
手段が目的にすり替えられてしまう事の原因が、
このややこしい関係性に関係があるのかというと、
必ずしもそうでないというところが、
さらに問題の解決を阻んでいるのかもしれません・・・。
などと、ぐだぐだゴタクを並べているのが心地いいのですが、
出来る人から見たら、
「ごちゃごちゃ言ってないで、やることやれば!」
ということでしょう。
「おっしゃる通りです」