読者名簿の続き(L)
つい最近、
読者登録数が減ることもあるということに気がつきました。
増えることもあれば、減ることもあるということです。
考えてみれば当たり前のことなのですが、
知っていることと、目の当たりにするのとでは、
やはり違うものです。
何となく頭に入っていた人数が、
「あれぇ?」って感じですね。
たまたま読んだ記事がツボにはまって、
読者になってみたものの、
その後は期待していたものとは、
ちょっと違ったということなのでしょう。
せっかく読者登録をして下さった方を、
裏切ったようで申し訳なく思い、
そもそも読者のことを把握しているのかという自責の念で、
前回、「読者名簿を作ろうかな」という記事を書きました。
ですが、書いていて少し気になったことがあるので、
改めてその続きを書きたいと思います。
気になっていたのは「管理」という言葉です。
記事の導入部で「顧客名簿」のことを書き、
その目的は顧客管理にあるとしました。
全くその通りなのですが、
人は誰かに管理されることを、普通は好みません。
特に個人情報となれば、
それを晒すことには大きな抵抗があるものです。
繰り返しになりますが、私が取得できるものは、
アイコンとidとニックネームとブログタイトルと、
作者が記事の中で書かれているいくつかの属性です。
それらを一致させたいがための読者名簿であって、
それ以上の細かな属性を知りたいわけでもなく、
知る必要もありません。
今は、気軽にコメントを書かせていただいたりしていますが、
全部を知ったら、逆に考え込んでしまって書けなくなる気がします。
読者の中にはとてもデリケートな方もいらっしゃるでしょう。
「管理」という言葉に嫌なイメージを持たれたら、
それは本意ではないので「続き」として書かせていただきました。
1か月くらい前の話ですが、
私はある読者に謝りのコメントを入れました。
頻繁に更新されている方ではないのですが、
アップされると熱心に読んでいました。
爽やかな文体で品があり、
私も「こんな感じ」で書きたいものだと、
文書のお手本にしていたのです。
最初に読ませていただいたときに、
私より少し年下の方だろうと想像しました。
ブログのサブタイトルでは
「書家の村上翔雲の作品を少しずつご紹介させてください」とあります。
私は書を嗜むわけではないのですが、日々の雑感も書かれていたので、
私にも読めるのですね。
以来2か月くらい読み続けていて、
ある記事で作者が女性であることに気がつきました。
びっくりして、過去記事に戻って読み直したのですが、
何で男性だと思い込んだのかはわかりませんでした。
1週間ほど悩んで、謝りのコメントを入れたのですが、
「アホなコメント」にもかかわらず、
丁寧なコメントを残して下さいました。
私のデータ収集能力(読解力)はこの程度ですので、
どうかご安心を。
というか、こんなことを書いているうちに、
読者名簿を作る気はなくなってしまったようです。
それでは、また。