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将棋「竜王戦」最終局(S)

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 第31期竜王戦最終局となった第7局が終わリました。

Abemaテレビの将棋チャンネルでライブ配信していたので、

終局間近からだったけど、かじりついて見ていたのです。

 

結果は広瀬章人八段が制し、見事新竜王になりました。

 

残念なことに最後まで羽生マジックと呼ばれる、

起死回生の手は生まれず、

これで羽生さんは27年ぶりに、

1つもタイトルを持たない無冠となったのです。

 

これを勝てばタイトル保持が通算100期という、

まさに前人未到の快挙となるところだったので、

まさに天国か地獄かという大一番。

それほどの大勝負だったのですね。

 

私は羽生さんを応援していたのだけど、

結果は結果。

広瀬さんは人柄もよく、

心より「おめでとう」と言いたい。

 

それにしても、対局で使われていた道具は

画面で見ていても、とても素晴らしいものでした。

駒の書体は錦旗。

第3局に使われたのが静山(有名な駒師)の駒でしたが、

今局も同じものなのかなあ?

盤も駒台も、当たり前だけど、滅多に見られない

「国の宝」みたいなものばかりでした。

 

これを見るのも将棋の楽しみです。

 (さすがにこのタイトルでは誰も読まないかと思いながら、

  我慢できずに書いてしまった。一応、日本将棋連盟参段です)

 

それでは、また。