オリーブの木の剪定(L)
雪が降る前にしておきたかったことのひとつ、
オリーブの木の剪定をしました。
収穫のための剪定と樹形を整えるための剪定では違うようですが、
剪定の時期としては、2月~3月を勧めている方が多いようです。
ですが、個人的には夏場のものすごく暑い日を除けば、
いつでも大丈夫のような気がしているので、
重い腰を上げ、ちょきちょきとやってみました。
これは最初に落とした枝たちです。
さらに、次の日に落とした枝たちです。
最後は、こざっぱりしたオリーブの木(Cipressino)です。
* 選定前の写真を撮り忘れてしまったので、
何がどう変わったのかが分からないですね。失敗。
根元をパール(愛犬)が散策中でした。
一応2月~3月が良いのでは、と書いておきながら、
あえてこの寒い時期を選んでやった本当の理由は、
雪が降る前に、込み入った枝を落としたかったからです。
ですので、基本通りきっちりやりたい方は、
詳しく書かれた記事がいろいろあるので、
そちらで確認することをお勧めします。
2014年冬、2月14日から降りだした雪は翌朝まで止まず、
観測を始めてから過去最高だった36センチの2倍以上になる、
73センチを記録する大雪となりました。
私の住む前橋でのことです。
この記憶に残る日、私は伊香保温泉で缶詰となっていました。
このことは以前記事にしましたので、良かったらご覧下さい。
さてオリーブの木です。
オリーブの木は地植えにするとすくすくと伸び、
5~6年も経てば4~5メートル程になります。
上に伸びるタイプと、横に広がるタイプの違いはありますが、
とにかく放っておけば結構な大きさになるのです。
大雪に見舞われた当時、
うちには7~8メートルになろうかという、
大きなオリーブの木が2本ありました。
その2本ともが、雪の重みに耐えかねて、
無残にも中ほどから折れてしまったのです。
家に居れば自分で雪を払ったりできたのですが、
あいにく前述のように伊香保で業者会だったため、
それができませんでした。
カミさんに電話を入れたのですが、
その時にはすでに庭に出られる状況ではなかったようです。
どちらも結構な太さの枝だったのですが、
湿った重い雪に負けてしまったのですね。
本当に可哀想なことをしました。
その後、やむなく折れた枝を切り落とすことになり、
描いていた樹形とは全く違う姿にせざるを得ないことになりました。
それでも1本の木は、勢いを盛り返し元気に育っているので、
今回、少し枝を払ったのです。
改めて写真で見ると、もう少し切っても良かったような気もしますね。
残念なのは、もう1本のオリーブ(Mission)です。
樹形の最も重要なポイントになる(素人目ですが)枝がやられ、
ちょっとヘンテコな形になったところまでは良いのですが、
半年前くらい前から少しずつ上の方から枯れ始め、
その部分を切っていったら、
ついに1メートル半位にまでなってしまいました。
切り口が、まだ新しいのが見て取れるでしょうか。
正直、なんの木だかわからない樹形です。
何か悪い菌でも入ってしまったのかもしれません。
写真で見ても、手前側の葉色が違うのがお分かりかと思いますが、
この後、葉がカールし始めながら枯れていくパターンが続いています。
今は、この冬をなんとか乗り切って欲しいと思うばかりです。
冬本番はこれから。
いつどこで大雪に見舞われても不思議ではない、この頃です。
地植えの大きなオリーブは湿った雪に弱いのです。
樹形を楽しみたい方、
くれぐれも大雪の予報にはお気をつけください。
それでは、また。