東京まで77.7マイル

思いつくこと、思い出すこと、思いあぐねていること。それから時どきワイヤーワーク。

あれっ「フォレスト・ウィテカー」だよね!(L)

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昨夜のこと、

「PLAYING FOR CHANGE」プロジェクトで、

なかなかいいのを見つけました。

ちなみに「PLAYING FOR CHANGE」とは、

音楽を通して世界に活気や繋がり、

平和をもたらすことを目的に、

2004年にグラミー賞を受賞したプロデューサー、

マーク・ジョンソン氏が立ち上げた、

音楽プロジェクトのこと。

世界中のミュージシャンが、

1つの曲をそれぞれのスタイルで、

あたかも一緒に奏でているように編集した、

独特のスタイルが特徴です。

なんだか、説明するとつまらなくなりますが、

手軽にユーチューブで見ることができます。

大和証券のCMでも使われていたので、

「あっ!これかっ」て、

知らずに楽しんでおられた方もいらっしゃるのでは。

時どきですがギタリストのチャーを始め、

日本人プレーヤーも参加しています。

 

「PLAYING FOR CHANGE」では、

色々な曲を取り上げていますが、

自分は気分が落ち込んだ時に、

その中の何曲かをよく聞きます。

そして穏やかな気持ちと元気をもらうのです。

 

さて、今回の楽曲は「Everyday People

ご存知の方も多いかもしれませんね。

原曲は1968年に『Sly & The Family Stone』が、

シングルでリリースしたもので、

「あらゆる偏見に反対する思想を詰め込んだ一曲」

と、言われているようです。

いわゆる政治的抗議のメッセージを含む、

プロテスト・ソングでもあります。

 

Sly & The Family Stone』は、

カテゴリー的には「ファンクバンド」ですが、

グループ編成も、<黒人と白人><男と女>、

音楽性も、<ファンクとロック>と、

まさにMix !!

 

当時のアメリカは、

黒人公民権運動が盛り上がっていた時期で、

マーティン・ルーサー・キング牧師の、

伝説のスピーチにある「I Have a Dream」の頃。

その潮流の中にあったとしても、

Sly & The Family Stone』が、

この歌詞に込めたメッセージは、

さらにその先を目指しているかのように聞こえます。

 

残念ながら、画面に歌詞は出ませんが、

興味のある方は、お調べください。

曲の一節にある

「Different Strokes,For Different Folkes」とは

「十人十色」という意味だそうです。

人生いろいろ、生き方いろいろ、

だけど一緒に生きて行こうってことのようです。

 

もちろん、歌詞は横に置いといても、

リズムとメロディーだけで、

十分に楽しめますのでご安心を。

 

下手な解説はここまでにして、

「PLAYING FOR CHANGE」版の、

Everyday People」を聞いてみましょう。

出だしはレッド・ホット・チリ・ペッパーズ

Chad Smithのドラムで始まり、

Jack Johnsonのリラックスした声が絡んできます。

カッコいい!

さらに、この後の映像で、

洋画ファンなら驚かれると思いますが、

Forest Whitaker(フォレスト・ウィテカー)が、

Elizabeth Banksが・・・。

なんとYo-Yo Maまで・・・。

きりがないのでやめますが、

まあ、見てのお楽しみということで。

youtu.be

なんか、癒されます。

 

追記、

「サクラが咲いたよ」の便りがあったのでもう一曲。

懐かしい「The Doobie Brothers」の

「Listen to the Music」をどうぞ。

出だしはTom Johnstonのギター!

神社の前で、なぜか神妙な顔で演奏するCharも見られます。

youtu.be

それにしても、

いつ聞いても、

いい曲ですね。

 

それでは、また。