東京まで77.7マイル

思いつくこと、思い出すこと、思いあぐねていること。それから時どきワイヤーワーク。

目は口ほどに物を言う(S)

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カミさんが韓国語教室に行ったので、

今日はパール(わんこ)と留守番だ。

週に1回、飽きもせず10年近く通っているけど、

成果については、ほんとに行ってるのかと思うくらい

ほとんどしゃべれないらしい。

出がけに、

「ぜんぜん覚えられない~」

「社会人になっても落ちこぼれだ~」

「頭のいい人は生まれた時から違うんだ~」

と、誰に言ってるのかわからない、

ほとんどヤケクソ気味な悲鳴を上げながら、

それでも行くんだから、

すごいことだとは思う。

 

パールは完全に「お母さん子」なのだが、

このときだけは諦めて私にくっついてくる。

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ごはんも散歩も係りは自分だというのに、

普段はつれないのだ。

なのでカミさんが居ないことをいいことに、

密かにパールを子分にしようと、

色々吹き込んでみるのだが、

難しい日本語はわからないようで、

成果はさっぱり上がらない。

 

犬の年齢のはかりかたを調べたら

24歳(はじめの2年)+(「年齢-2」×4)歳、とあった。

品種や飼育状況などによって個体差があるみたいだけど、

これに従えば8歳のパールは、

人間でいえば48歳になる。

カミさんとは10歳違いだけど、

語学が苦手なところは

カミさんもパールもいい勝負だし、

話が合うのかもしれない。

たぶん、少ない語彙力でもコミュニケーションが

成り立っているのだろう。

そう言えば、

しょっちゅう見つめ合っている。

「eye to eye」ってやつかもしれない。

『目は口ほどに物を言う』

不確かな言葉より見つめ合うこと。

きっとこれだ。