東京まで77.7マイル

思いつくこと、思い出すこと、思いあぐねていること。それから時どきワイヤーワーク。

文章に年齢は出るのでしょうか?(M)

f:id:wired1997:20190823220612j:plain

様々な分野に流行があると思いますが、

流行には周期があります。

わかりやすいのは洋服でしょうか。

流行に左右されないと言っているものでも、

そう言った時点で流行を意識しているとも言えるので、

やはり流行の影響を何かしら受けているものです。

 

ところで、回りまわって「また来るかも」と、

後生大事にしまってある服はありませんか?

最近は断捨離ばやりだから、

将来の「ときめき」を当てにして

いつまでも所有し続ける人は

少ないかもしれませんが、

いかがでしょうか。

 

では、とっておくタイプのあなた。

 

いつか着られるかもしれないと、

大事に仕舞っておいた服を引っ張り出し、

勇んで着たものの鏡に映った自分に

笑わされたことはありませんか?

1周回ったとはいえ、

昔のものは、やはりなんとなく古臭いものです。

 

ちなみに私は物を捨てられないタイプなので、

時どき鏡の前で笑うことを楽しんでいます。

自分で笑うくらいなので、

この先、人前で着ることもないと思いながら、

それでもなかなか捨てられません。

困ったものです。

 

ところで、最近というよりここ10年くらい、

ほとんど本を読まなくなってしまいました。

そのせいだと思うのですが、

新しい熟語や今風(いまふう)の表現を知りません。

話し言葉」と「書き言葉」は必ずしも一致しませんが、

考えてみると話し言葉は少しずつですが、

恐る恐る今っぽい表現を使ってみたりするものです。

それに比べて書き言葉はあまり変化しない気がします。

 

ブログは書き言葉による文章です。

ということは、若い人がこのブログを呼んだときに、

書かれている内容がどうであれ、

「年配の人が書いてるんだろうな」と

すぐに判るものなのでしょうか。

先ほど何気に使った「今風」と言う言葉にしても、

「今どき」や「今っぽい」に書き換えた後、

なんとなくしっくりこなかったので、

また「今風」に戻したりしたけれど、

若い人は、そもそもどれも使わないかもしれません。

「若作り」というのは魅力的に見えるというより、

むしろ痛々しさを感じさせるものかもしれませんし、

それを目指している訳ではありませんが…。

 

1年続けてみて、

「こんな文章が書けたらいいな」

と思えるブログには、たくさん出会えましたが、

自分の文章力が上がったとは思えません。

見た目はともかく、せめて大人っぽい文章に憧れますが、

残念なことに、これは年齢とは関係なく、

いわゆるセンスというものなのでしょう。

 

それでは、また。