発想と創造(S)
昨日の勤務先でのこと。
送られてきた取引先企業の広報誌を
見るともなく見ていたら、
なんとも不思議な写真に
ページをめくる手が止まってしまった。
そもそも記事のタイトルも読み飛ばしていたのだが、
慌ててページを戻して本文を読み始めた。
全国区で展開している企業なので、
毎号、当地のおすすめスポットを紹介するページがあり、
今回は北海道だった。
目に付いた写真というのは、
広大なラベンダー畑の先に、
ポンと大仏さまのお顔がのぞいている写真だった。
どういうアングルから撮ればこんな写真になるのか、
そもそもこの大仏さまは頭だけなのか、
そのあとの何枚かを見るまでわからなかったのだが、
わかったところで、ほんとうに感動してしまった。
*もしや、ほとんどの方はご存知かも…。
設計が安藤忠雄氏とあったので、
余計に興味が掻き立てられ、
広報誌は放って置いて早速調べてみると、
2016年夏に登場した、札幌の新名所とあった。
真駒内滝野霊園の開園30周年記念事業として、
建築家・安藤忠雄氏により設計されたもので、
元々あった石像大仏を囲むように
大仏殿が建設されたようだ。
これにより、外からは頭しか見えない構造となり、
「頭大仏」に生まれ変わったのだと記してあった。
大仏を覆う丘に植えられた
15万株のラベンダーも見ものである。
それにしても、
YouTubeには、なんでもあるんですね。
それでは、また。