ラグビーワールドカップ2019(SS)
割とよく聞く言い回しに
「死ぬ気でがんばる」とか
「死ぬ気でがんばれ」がある。
スポーツの世界では、
割と聞くどころか
よく聞くフレーズではないかと思う。
ところで、普通は死んだら次はないので、
そうそう使えないはずだけど、
この場合の「死ぬ」というのは、
それほどの重さを持たないのだろう。
要は慣用句であり、
「頑張る」の強調表現くらいのものか。
もっともそう感じるのは、
私がほんとうの意味で
「死ぬほど」がんばったことがないからかもしれない。
開幕から1週間。12試合が終わった。
予選段階だけど、
プレーの随所で国を背負った各国選手の
凄まじいまでの「気迫」に胸が熱くなる。
上手いとかの次元を超えた、魂の宿るプレー。
極限まで鍛えた者同士の攻防においては、
「死ぬ気で挑む」というのは、
きっと現実的な選択の一つなのだろう。
いよいよ明日はアイルランド戦である。
桜はどう舞うだろうか…。
それではまた。