東京まで77.7マイル

思いつくこと、思い出すこと、思いあぐねていること。それから時どきワイヤーワーク。

ラグビーワールドカップ2019(SS)

割とよく聞く言い回しに

「死ぬ気でがんばる」とか

「死ぬ気でがんばれ」がある。

スポーツの世界では、

割と聞くどころか

よく聞くフレーズではないかと思う。

 

ところで、普通は死んだら次はないので、

そうそう使えないはずだけど、

この場合の「死ぬ」というのは、

それほどの重さを持たないのだろう。

要は慣用句であり、

「頑張る」の強調表現くらいのものか。

もっともそう感じるのは、

私がほんとうの意味で

「死ぬほど」がんばったことがないからかもしれない。

 

開幕から1週間。12試合が終わった。

予選段階だけど、

プレーの随所で国を背負った各国選手の

凄まじいまでの「気迫」に胸が熱くなる。

上手いとかの次元を超えた、魂の宿るプレー。

極限まで鍛えた者同士の攻防においては、

「死ぬ気で挑む」というのは、

きっと現実的な選択の一つなのだろう。

 

いよいよ明日はアイルランド戦である。

桜はどう舞うだろうか…。

それではまた。