東京まで77.7マイル

思いつくこと、思い出すこと、思いあぐねていること。それから時どきワイヤーワーク。

仕事あるある(S)

この季節、各地で様々なイベントが開催されている。

フェアやマルシェやなんとかまつりと、

あっちこっちでお祭り騒ぎだ。

スポーツイベントも観戦だけでなく

市民マラソン大会などの参加型も増えてきた。

 

お出かけ派にとってはどれに行こうか

迷うほどに悩ましい時期だろう。

遠くにある夢の国まで行かなくても、

近場でお財布にやさしいお出かけ先は

いくらでもあるということで、

選択の幅が広がるということは

ありがたいことに違いない。

 

まぁ「色々選べて良かったね」と言う話なのだが、

当然それを提供する側の人間がいるわけで、

それに関わっている人たちは

この時期は休みが取れないほど忙しい。

世間が3連休などと浮かれているのを横目に

「ちぇっ」と舌打ちしながら

不満を募らせている人も大勢いるに違いない。

 

一般的に仕事の忙しさは収入につながるので

機会が増える事はうれしいことだけど、

そうでない場合はいささか違う。

「骨折り損のくたびれ儲け」とは

疲れただけで利益がないということだが、

そもそも仕事とは言え利益を目的としない

啓蒙活動的なイベントもたくさんある。

そんな場合は、何ていうのだろうか?

「儲け」を外し、

単に「無駄骨を折る」というのも

「骨折り損のくたびれ儲け」と言う

何ともリズミカルな響きに比べると味がないし、

そもそも無駄骨と断定するのも憚られる。

 

まぁどうでもいいけど、

ちなみに我が3連休。

当初は全てつぶれる予定だったのが、

2日間の出で収まったのだが、

どちらも午前中だけという中途半端な出であった。

「助かりました」と感謝すべきなのか、

こんな中途半端な出勤じゃ

「振休なんて取れないよな」

と諦めるのか、なんとも悩ましい。

広報部に異動して5年目。

仕事あるあるでした。

 

それでは、また。