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思いつくこと、思い出すこと、思いあぐねていること。それから時どきワイヤーワーク。

マスクあるある(M)MFS 39:Waltz For Debby

日本中、どこに行っても

ほとんどの人がマスクをしている状況というのは

この先そうそうあるとは思えない。

例えば国民病とも言われる花粉症でさえ、

有病率は40%前後と言われている。

なので花粉が飛び出す頃には、

多くの人がマスクを使うけれど、

鬱陶しいからと使わない人も、割と多い。

 

であるが、最近は仕事で人に会う場合、

それがたとえ初対面であっても、

お互い最初から最後までマスクを外すことがない。

花粉症に悩まされている場合でも、

少なくとも最初のあいさつ時には、

礼儀として外す人が多いものだが、

新型コロナはそれを許さない雰囲気で、

むしろ、礼儀として外しにくい。

 

ところで、ほとんどの人がマスクをするようになって、

気がついたことがひとつある。

私たちが他人(の顔)を認知するとき、

何を頼りにするだろうかと考えてみると、

どうも二通りの方法があるような気がする。

ひとつは顔全体をそれぞれのパーツの

バランスで見る方法。

もう一つは髪型、髪色、眉毛、耳、目、

鼻、口、顔色、あるいは輪郭等の

どれか特徴的なものにフォーカスする方法。

例えば左目の下に黒子が二つあるとか…。

問題はそのどちらの方法を

より多く使っているかということだけど、

少なくとも自分は前者である。

 

なんでこんなことを書いているかというと、

初対面で、ずっとマスクをしていた人が、

次に会ったとき、たまたまマスクを外した途端、

全く印象が変わったという経験を立て続けにしたから。

半分隠されると全体のバランスというか、

雰囲気が掴みにくくなるようだ。

ちなみに、もともと知っている人の場合は、

マスクをしていようが、しなかろうが、

すでに全体を承知しているので

マスクの有無で印象が変わるということは、

あまりない。

 

それにしても、マスクをテーマに

記事を書く日が来るとはね…。

youtu.be

今日のMy favorite songsは、この1曲。

~Waltz For Debby~

Bill Evansです。

 

それではまた。