東京まで77.7マイル

思いつくこと、思い出すこと、思いあぐねていること。それから時どきワイヤーワーク。

20th Century Boy:My favorite songs 27(SS)

事実はひとつ、解釈は無限という。

その通りだと思う。

「藪の中」で芥川龍之介が描いたことは、

今も現実世界で日々起きている。

こっちで本当のことは、あっちでは嘘だというし、

あっちで本当のことは、こっちでは嘘になったりする。

そんなニュースが多過ぎる。

 

ひとつの事実はひとつの見方にしか過ぎず、

そのひとつを持って、

これこそが「真実」であるというのは、

どうも違うのだろう。

「真実」というのは、

見方を変えた事実をたくさん集めて、

これ以上は無いと言い切れた時、

始めてその輪郭が露わになるものであって、

それは集めたものの核心というより、

ぼやっとした輪郭に包まれた、

総体なのかもしれない。

 

もっとも、集め切れるということこそが

すでに幻影なのかも。

youtu.be

今日の1曲は「20th Century Boy」

T.Rexです。

 

それでは、また。

 

Teach Your Children:My favorite songs 26(M)

あらゆる分野に短縮言葉があふれていて、

見当すらつかないものがいっぱいある。

カタカナ英語も増えるばかりで、頭が痛い。

 

痛い痛いと言ったところでどうなるわけでもないので、

いっそ真似して造語を作ってみようと、

記事タイトルに入っている

「My favorite songs」の短縮語を考えてみた。

実をいうと、毎回これを入れるのが

だんだん面倒になってきたのだ。

短縮語にすれば、楽になるはず。

まずはカタカナ変換をしてみると

「マイ フェイヴァリット ソングス」になる。

すでに定着している例を参考にするなら

「anime song(アニメ ソング)」が最も近い。

アニメ・ソング→短縮→アニソンである。

ということで、

マイ・フェイヴァリット・ソングスを縮めてみると、

マイフェソン になる。

何だか怪しげな医薬品の名前のようだ。

ちなみに医薬品の語尾は「ン」が多い。

とにかく「マイフェソン」の語尾の「ソン」からは

「音楽」のイメージが全く感じられないのでボツ。

そもそも短縮語は4文字というか、4拍がいいようで、

5文字(5拍)というのはしっくりこないのかもしれない。

なので、とりあえず頭をつないで「マフソン」はどうだろうか。

「マフソン」…「マフソン」…

ちょっと言いにくいし、そもそも「マフソン」を

「マイ・フェイヴァリット・ソングス」の略だと見抜ける人がいたら、

驚きというか会ってみたい。なのでボツ。

だとすれば、「マイソン」か…、

いや、「フェヴァソン」か…。

なかなか難しいというか、センスがないというか、

なによりだんだんアホらしくなってきた。

 *与太話にお付き合いくださいまして、ありがとうございます。

 

今日の1曲は「Teach Your Children」

  Playing For Change /Live in Australiaです。

オリジナルはCSN&Yですが、

小さな恋のメロディのラストシーンで流れていた曲」として

その映像とともに記憶に残っている人も多いのではないでしょうか。

youtu.be

それでは、また。

 

You Can't Hurry Love:My favorite songs 25(S)

音楽はメロディとリズムとハーモニーの組み合わせで

出来ているそうな。

その3要素の中でも、人の好みって

「メロディが一番だよね」っていう人がいれば、

「やっぱりリズムでしょう」という人がいて、

「いやいやバランスでしょう」とかなんとか、

他にも好むポイントは色々あって、さまざまです。

3要素には入っていないけれど、

「歌詞」が大事という人も多いに違いありません。

 

ちなみに一千万円を投じたハイエンドオーディオ装置だろうが、

千円そこそこのラジオだろうが、

同じ音源を再生したときに、

それぞれが出せる音の違いは

たとえ天と地ほどの違いがあったとしても、

元のメロディ自体は変わりません。

優れたメロディは何(なに)で聴いても、

どんな音量で聴こうとも魅力的なのです。

音質にかかわらず、

人に共感や感動を与えることができるというのは、

メロディの持つ特別なチカラなのでしょう。

 

ハーモニーはよくわからないけど、

ことリズムに関しては、

何(なに)で聞くかとか、どう聞くかで

印象が随分変わってしまう気がします。

 

さて、私は何派でしょうか…。

 

今日の1曲は「You Can’t Hurry Love

The Supremesです。

youtu.be

それでは、また。

 

Got To Give It Up:My favorite songs 24(S)

思いつくまま「お気に入り曲」をアップしていくという

安直(あんちょく)な企画がやめられない。

 

例によって、ほぼ考えなしに始めたとはいえ、

それでもやっているうちに色々と考えるもので、

「あ~じゃない、こ~じゃない」と、

浮かんでくるアイディアをひとり楽しんでいる。

 

それにしても、たかが20曲を超えた位だというのに、

すでに何を選んだか怪しくなってきた。

同じ曲を選びかねないので、

最初の曲から一応書き出してみたけれど、

「My favorite songs」と恰好つけたわりに、

その定義がはっきりしていないというか、

はっきりさせなかったので、

「お気に入り」の範囲がえらくあやふやだ。

 

そもそも「favorite」の正しい意味はと、

改めて辞書を調べてみると

単なる「お気に入り」というより、

「一番好きな」とか「最もお気に入りの」

という意味だと書いてある。

「favorite」の単語自体に

「最も」という最上級の意味があるので、

「the most favorite」のように最上級の形で使うのは、

間違いだから注意しましょうとも…。

 

そういえば、初めはタイトルに

「My favorite song」と入れてスタートしたのだが、

何となく気になってシリーズ15記事目くらいに、

もしや「song」ではなく「songs」でしょうか?

と書いたら、そうっと

「複数曲紹介されているのでsongsの方が良い気がします」

と、ある方が教えてくださった。

知ったかぶって英語のタイトルなど付けるものではない。

 

もっとも、20記事を超えた今、

更にタイトルに手を加えるのは面倒なので、

このまま行くつもり。

あしからず。

 

今日の1曲は「Got To Give It Up」

David Sanbornです。

youtu.be

それでは、また。

 

時には昔の話を:My favorite songs 23(SS)

歩行者の死傷事故は7歳児が最も多く、

それはこの20年変わっていないと、

朝のニュースで警鐘を鳴らしていた。

特に登下校に少し慣れた5月が多いとのこと。

 

そして夜のニュースでは、

新学期の始まりは5月の連休明けになりそうだと、

アナウンサーが淡々と伝えていた。

 

正しい情報を得るために、

ニュースのチェックは欠かせないけど、

気が滅入る話ばかりで嫌になる。

 

今日の1曲は「時には昔の話を

加藤登紀子さんです。

youtu.be

それでは、また。

 

Sea Fever:My favorite songs 22(SS)

今日が年度の最終日だというのに、

締めも何も中途半端のまま、

明日には新年度がやってくる。

 

年度が変わったところで、

いつもと一緒という人はともかく、

人生の節目となる門出を

楽しみに描いていた人も多いに違いない。

こんな事態を一体誰が想像できただろうか。

 

当初は主に製造業におけるグローバル化した

サプライチェーンの断絶が問題になっていたけれど、

どうやら、それすらさして問題にならないほど

事態は深刻化しているのかもしれない。

そうならないことを、切に願う。

 

今日の1曲は「Sea Fever」

Peggy Leeです。

youtu.be

それでは、また。

 

Rock and Roll:My favorite songs 21(SS)

今日の1曲を決めるのは簡単だと書いたけど、

実は音源を手元にあるレコードやCDではなく、

YouTubeからお借りしているので、

探す際には困ったことも起きる。

 

思い付いた「ある曲」は、

大概がレコードやCDといった

アルバムの中の1曲として記憶しているのだが、

YouTubeでは、それらがアルバム単位ではなく、

ごちゃ混ぜである。

 

最近は、曲名がすぐに思い出せないことが多く、

とりあえずアーティスト名を入れて検索すると、

代表的な曲がわんさか出てきて、

必ずしもお目当ての曲が上位にあるとは限らない。

まあ、折角だからと順番に見ていくのだが、

ライブバージョンも色々あって、キリがない。

思ってた曲より、別の曲の方がしっくりきたりと

選ぶのが大変だけど、それがまた楽しくて、

つくづく良い時代になったと思う。

 

今日の1曲は「Rock and Roll」

Led Zeppelinです。

youtu.be

それでは、また。