東京まで77.7マイル

思いつくこと、思い出すこと、思いあぐねていること。それから時どきワイヤーワーク。

釜石鵜住居復興スタジアム(M)

ラグビーワールドカップ2019日本大会が始まった。 

ガチガチだった日本代表の初戦も、

終ってみれば勝ち点5を得て、

まずまずのスタートを切れたように思う。

まずまずというのは、

今大会の目標がベスト8ということなので、

勝ち方にも多少こだわってしまうのだが、

とにかく勝ててよかった。

 

7月末、地元の高崎イオンで

行政主催のイベントが開催され、

医師会や薬剤師会とともに、

イベントへの協賛企業として

企業ブースに出展をした。

ちなみにこのイベントは年に4回あり、

出展団体や企業は毎回ほぼ同じなのだが、

このときはちょっと違った。

 

なんと会場の片隅に

地元(群馬県)のラグビー協会がブースを構え、

ワールドカップのPRをしていたのだ。

事前のレイアウト図にはなかった。

どんなコネクションがあろうと、

どう考えても場違いの感は否めないのだが、

大会は2ヵ月後に迫っているというのに、

こんな調子で大丈夫だろうかと

本気で心配したくなるような光景だった。

 

あれから早2ヵ月。

これが杞憂であったことは、

各地でスタートした予選会場が

ほぼ満員という事実が示している。

スタジアムチケットは、ほぼ売り切れだという。

ほんとうに良かった。

 

明日は新設された釜石(岩手県)の復興スタジアムで、

「フィジーVSウルグアイ」戦がある。

オールド・ラグビーファンにとって

「か・ま・い・し」には特別な響がある。

この記事を書くまで知らなかったのだが、

2018年8月19日、

本スタジアムの竣工記念試合として

新日鐵釜石神戸製鋼のOB戦が行われたのだった。

そこから、関連する記事を読み漁ってみたところ、

どの記事も感慨深く、胸が熱くなった。

 

私は「北の鉄人」の大ファンだった。

だからというわけではないけれど、

このスタジアムでワールドカップ

2試合が行われるということで、

「震災の復興と感謝」とともに

ラグビーの街・釜石」を

世界に発信できることを、

心からうれしく思う。

 

それにしても、この大会は

平尾誠二さんの解説で見たかった…。

 

それでは、また。