懐かしくも褪せない曲(S)
自分が20代の頃よく聞いていた曲が、
20数年もの時間を経て、
ある日、ふと見たテレビCMの中で、
「あっ!あの曲だ!」と
気付くことが時々あった。
当時、それほど流行っていたとも思えない曲が、
突然メインストリームに蘇った感じで、
そんな時は懐かしさを超えて、
驚くとともに嬉しくなって、
思わず「にやっ」としてしまうものだった。
多分、これを読んでいる読者の方々の中にも、
同じような経験があるのではないかと思う。
このブログの読者、音楽好きが多い気がするから。
CM作りのプロセスは知らないけれど、
そこで流れる音楽が、
物凄く重要なことはわかる。
とにかく最終的に「この曲」で行こうと、
誰かが決定するに違いない。
まさに私の同年代の方が、
ちょうど決定権者になる頃だったのかもしれない。
その世界の第一線で活躍されている方が、
若い頃に同じ曲を好んで聞いていたのかもと、
勝手に想像するのは、何だか気分がいいものだ。
最近は、あまりテレビを見なくなったせいもあるけれど、
そう言う曲に出会う事がなくなってきた。
それは、少し寂しい気がする。
今日の1曲は、
Earl Klugh(アール・クルー)の「Dance With Me」です。
それでは、また。