東京まで77.7マイル

思いつくこと、思い出すこと、思いあぐねていること。それから時どきワイヤーワーク。

針金で遊ぶ(S)

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前回といっても既に2か月も前のことですが、

かの伊能忠敬さんの言葉をご紹介しました。

誰もが困難と思われることに挑戦しようとして

誰もが「それは無理でしょう」と言うなかで、

彼は「まだ私は、51歳になったばかりだ」と。

 

その51歳はとうに過ぎてしまったけれど、

彼が生きた時代を考えれば、

今の自分の年齢であっても、

「これからだ」と思えたものです。

 

とにかくその言葉に刺激を受け、

現在は中途半端になっていた

ワイヤーワークの作品作りに没頭しています。

(ちょっと大袈裟か…)

といっても仕事から帰ってきてからなので

使える時間は限られているのですが、

作り始めると色々やってみたくなるものです。

結局、調子に乗って根を詰め過ぎたせいか、

手首と肘が悲鳴を上げてしまい、やむなく小休止。

 

ということで、

今回は最近制作している小さな椅子のシリーズを

ご紹介します。

大きさはどれもだいたい同じで

手のひらに乗るサイズです。

ご覧ください。

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なお、ワイヤーワークに特化したブログを

新たに開設しました。

相変わらず中途半端ですが、

製作のプロセス等を書いております。

興味のある方は、どうぞご覧ください。

 https://note.com/wired_1997

 

それでは、また。

始めるのに遅すぎることはない(S)

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YouTubeで「ある動画」を見ていたところ、

印象に残る言葉に出会ったので

備忘録として書き残そうと思います。

その動画は、ある映像クリエーター(*注)が制作している

動画編集に関するシリーズもので

毎回さまざまなテーマを取り上げているのですが、

その回は技術的なものではなく、どちらかと言うと

「取り組み方や心構えについて語る」というものでした。

 

以前掲載したブログにも少し書いた記憶がありますが

私は新型コロナ禍の状況下で、突然「社内の動画担当」となり

未だに日々動画の撮影・編集に明け暮れています。

昨年の5月からですから、既に約1年半、

短いものが多いとはいえ、月に5~6本を仕上げるペースが続いています。

ということで、教則本と共にYouTubeのチェックは欠かせません。

 

「ある動画」の話に戻しましょう。

その動画で語られていた心構えとは

「始めるのに遅すぎることはない」ということ。

その言葉自体は使い古された言い方にしか過ぎないものですが、

引き合いにされたエピソードに勇気をいただきました。

それは、こんな話です。

かの伊能忠敬さんが50歳を超えて日本地図を作るために

全国を歩こうとしたとき、多くの人に

「その歳で始めるのは大変じゃないですか?」と言われ、

それに対して伊能忠敬さんが返した言葉です。

彼はこう言ったそうです。

「私はまだ51歳になったばかりだ」

大事なのは最後の「まだ〜ばかり」という言葉。

こうありたいものです。

  *Yuichi Ishida(動画撮影・動画編集)

 

それでは、また。

 

ハンドメイドを楽しむ(S)

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ありとあらゆるモノが溢れています。

さらに、ほとんどのモノは自宅にいながら

スマホで注文すれば自宅に届くという時代になりました。

 

そんな中でハンドメイドで何かを作る人が増えているそうです。

そこには一体どんな理由が考えられるのでしょうか。

 

ひとつは、そうは言っても実際に自分が欲しいものを

探してみたけれど売っていない(見つからない)ので、

それなら自分で作ってみようということ。

 

もうひとつは、既製品でも誰かのハンドメイドでも、

既に見本になるものがあって、それを真似して作るというパターン。

そっくり真似ることもあるし、少し変えて作ったりもします。

その理由は、

「買うと高いから自分で作る」ということだったり

「自分ならもっと上手く作れる」ということでしょうか。

この場合、第三者から客観的にみてみると

「買った方が安い(早い)んじゃない?」とか

「売ってるものには敵わないね!」ということがありがちです。

なんといっても比較するモノがありますから。

もっとも、そうと分かったとしても当事者はそれを認めないものです(笑)。

これは中途半端な家庭菜園にも当てはまりそうですが、

費用対効果はともかくとして食べられるものである限りは、

こちらは喜ばれることもあります。

 

まぁどちらにしても作っている時間が楽しめるのであれば、

それで良いのかもしれません。

たとえ下手の横好きで終わったとしても、

楽しいのなら、それでいいのです。

 

それでは、また。

ワイヤーの脚付きプランター(SS)

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季節は進んで秋も終わろうとしていますが

年を追うごとに寒さに弱くなってきたようで

気温が1度下がるごとに、連動して動きが鈍くなるという

情けない今日この頃です。

 

「夏生まれは、暑さに強い」と言いますが

だとすれば「冬生まれは、寒さに強い」はず。

ですが、実際のところは、どうなんでしょうか。

とにかく寒さは苦手で、暖冬を願うばかりです。

 

今回は久しぶりにワイヤーワーク。

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素焼きの鉢にワイヤーの脚を組み込んでみました。

ワイヤーと鉢が一体化しているのが特徴で、

飾りはガラス玉を組み込んであり、揺れて煌めきます。

なかなか良い感じに仕上がったと思うのですが、

いかがでしょうか?

 

それでは、また。

決め事(S)

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しばらくお休みしていたせいか、

記事を公開する時の決め事を思い出せなくて

あたふたすることに。

 

その決め事にはふたつあって、

ひとつは「はてな」が、

もうひとつは「自分」で決めたもの。

はてな」の場合はルールとも言えるもので、

基本的に守るべきことや、推奨されることです。

対して「自分」で決めたルールというのは、

それを守らないからといってどうなるものでもなく、

そもそも何かの思いつきで始めたことがほとんどなので、

それを自分に課したことすら覚えていないことも…。

 

それでも、なぜか続いていることもあり、

それが記事タイトルの最後に付けた「S/M/L」表記。

これはブログを書き始めたときに、

「この記事は1250文字です」とか、

「この記事は約2分で読めます」とか、

何人かの方がブログの最初に示しているのをみて、

「なるほど!読み手の目安になるので便利かも」と

真似したもの。

一度改定し、現在に至っているけれど

未だ誰一人からも「便利ですね」と

言われたことはない。

もっとも、だから意地で続けているのかも…。

 

ということで、暫くぶりに表を添付します。

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それでは、また。

 

二択しかないのは少し不便(SS)

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久しぶりに記事をいくつか書いてみたものの、

どうもしっくりこないことがある。

要はスタイルをどうするかという話だけど、

とにかく、選ぶといっても基本的に2つしかないし、

その2つは混ぜない方がいいらしい。

もっとも、そこそこ書いていたときにも

解決せずにきたことだから今更なんだけど…。

 

ここで何の話かピンと来た人って

なかなか観察眼のある人か、

なんとなく感がいい人か、

はたまた、今まさにそのことで悩んでいる人か。

いやいや、こんなの直ぐに分かったか…。

 

そう、今日は「だ・である」調で書いてみた。

答えは、文体。

できれば基本文体として、

あとひとつは欲しいものだが、どうでしょう。

あっ、混ぜちゃった。

 

ではまた。

 

ニュアンスの異なるふたつの言葉(S)MFS 51:いつの日か

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前回のタイトルは「いつかそのうち」でした。

その「いつかそのうち」という言い方には、

いつまで経っても、その「いつか」が

やって来ることはないだろうという

諦めに似た否定的な雰囲気が漂います。

あるいは、それを本心では望んでいないという

微妙なニュアンスも感じられます。

 

似たような言葉で思いつくのは、

「いつの日か」という言い方ですが、

こちらは、どちらかというと肯定的です。

言葉の選び方は難しく、奥が深いですね。

 

しばらくぶりに好きな曲をアップします。

今日のMy favorite songsは、この1曲。

ap bank(注)フェスティバル(2009.7.20)に

矢沢永吉がシークレットゲストとして出演したときの映像です。

一瞬にして、つめかけた聴衆を引き込む力量もさることながら

バックを務めるbank bandのメンバーをも

魅了してしまった様子が見事に映し出されています。

 

~いつの日か~

矢沢永吉です。

youtu.be

(注)ap bankとは音楽プロヂューサーの小林武史

   Mr.children櫻井和寿等によるプロジェクトで、

   音楽活動を通して環境保護などへの資金融資を行っています。

   (注:ウィキペディアより。敬称略)

 

それでは、また。