針金で遊ぶ(S)
前回といっても既に2か月も前のことですが、
かの伊能忠敬さんの言葉をご紹介しました。
誰もが困難と思われることに挑戦しようとして
誰もが「それは無理でしょう」と言うなかで、
彼は「まだ私は、51歳になったばかりだ」と。
その51歳はとうに過ぎてしまったけれど、
彼が生きた時代を考えれば、
今の自分の年齢であっても、
「これからだ」と思えたものです。
とにかくその言葉に刺激を受け、
現在は中途半端になっていた
ワイヤーワークの作品作りに没頭しています。
(ちょっと大袈裟か…)
といっても仕事から帰ってきてからなので
使える時間は限られているのですが、
作り始めると色々やってみたくなるものです。
結局、調子に乗って根を詰め過ぎたせいか、
手首と肘が悲鳴を上げてしまい、やむなく小休止。
ということで、
今回は最近制作している小さな椅子のシリーズを
ご紹介します。
大きさはどれもだいたい同じで
手のひらに乗るサイズです。
ご覧ください。
なお、ワイヤーワークに特化したブログを
新たに開設しました。
相変わらず中途半端ですが、
製作のプロセス等を書いております。
興味のある方は、どうぞご覧ください。
それでは、また。
始めるのに遅すぎることはない(S)
YouTubeで「ある動画」を見ていたところ、
印象に残る言葉に出会ったので
備忘録として書き残そうと思います。
その動画は、ある映像クリエーター(*注)が制作している
動画編集に関するシリーズもので
毎回さまざまなテーマを取り上げているのですが、
その回は技術的なものではなく、どちらかと言うと
「取り組み方や心構えについて語る」というものでした。
以前掲載したブログにも少し書いた記憶がありますが
私は新型コロナ禍の状況下で、突然「社内の動画担当」となり
未だに日々動画の撮影・編集に明け暮れています。
昨年の5月からですから、既に約1年半、
短いものが多いとはいえ、月に5~6本を仕上げるペースが続いています。
ということで、教則本と共にYouTubeのチェックは欠かせません。
「ある動画」の話に戻しましょう。
その動画で語られていた心構えとは
「始めるのに遅すぎることはない」ということ。
その言葉自体は使い古された言い方にしか過ぎないものですが、
引き合いにされたエピソードに勇気をいただきました。
それは、こんな話です。
かの伊能忠敬さんが50歳を超えて日本地図を作るために
全国を歩こうとしたとき、多くの人に
「その歳で始めるのは大変じゃないですか?」と言われ、
それに対して伊能忠敬さんが返した言葉です。
彼はこう言ったそうです。
「私はまだ51歳になったばかりだ」
大事なのは最後の「まだ〜ばかり」という言葉。
こうありたいものです。
*Yuichi Ishida(動画撮影・動画編集)
それでは、また。
ハンドメイドを楽しむ(S)
ありとあらゆるモノが溢れています。
さらに、ほとんどのモノは自宅にいながら
スマホで注文すれば自宅に届くという時代になりました。
そんな中でハンドメイドで何かを作る人が増えているそうです。
そこには一体どんな理由が考えられるのでしょうか。
ひとつは、そうは言っても実際に自分が欲しいものを
探してみたけれど売っていない(見つからない)ので、
それなら自分で作ってみようということ。
もうひとつは、既製品でも誰かのハンドメイドでも、
既に見本になるものがあって、それを真似して作るというパターン。
そっくり真似ることもあるし、少し変えて作ったりもします。
その理由は、
「買うと高いから自分で作る」ということだったり
「自分ならもっと上手く作れる」ということでしょうか。
この場合、第三者から客観的にみてみると
「買った方が安い(早い)んじゃない?」とか
「売ってるものには敵わないね!」ということがありがちです。
なんといっても比較するモノがありますから。
もっとも、そうと分かったとしても当事者はそれを認めないものです(笑)。
これは中途半端な家庭菜園にも当てはまりそうですが、
費用対効果はともかくとして食べられるものである限りは、
こちらは喜ばれることもあります。
まぁどちらにしても作っている時間が楽しめるのであれば、
それで良いのかもしれません。
たとえ下手の横好きで終わったとしても、
楽しいのなら、それでいいのです。
それでは、また。
ワイヤーの脚付きプランター(SS)
季節は進んで秋も終わろうとしていますが
年を追うごとに寒さに弱くなってきたようで
気温が1度下がるごとに、連動して動きが鈍くなるという
情けない今日この頃です。
「夏生まれは、暑さに強い」と言いますが
だとすれば「冬生まれは、寒さに強い」はず。
ですが、実際のところは、どうなんでしょうか。
とにかく寒さは苦手で、暖冬を願うばかりです。
今回は久しぶりにワイヤーワーク。
素焼きの鉢にワイヤーの脚を組み込んでみました。
ワイヤーと鉢が一体化しているのが特徴で、
飾りはガラス玉を組み込んであり、揺れて煌めきます。
なかなか良い感じに仕上がったと思うのですが、
いかがでしょうか?
それでは、また。
決め事(S)
しばらくお休みしていたせいか、
記事を公開する時の決め事を思い出せなくて
あたふたすることに。
その決め事にはふたつあって、
ひとつは「はてな」が、
もうひとつは「自分」で決めたもの。
「はてな」の場合はルールとも言えるもので、
基本的に守るべきことや、推奨されることです。
対して「自分」で決めたルールというのは、
それを守らないからといってどうなるものでもなく、
そもそも何かの思いつきで始めたことがほとんどなので、
それを自分に課したことすら覚えていないことも…。
それでも、なぜか続いていることもあり、
それが記事タイトルの最後に付けた「S/M/L」表記。
これはブログを書き始めたときに、
「この記事は1250文字です」とか、
「この記事は約2分で読めます」とか、
何人かの方がブログの最初に示しているのをみて、
「なるほど!読み手の目安になるので便利かも」と
真似したもの。
一度改定し、現在に至っているけれど
未だ誰一人からも「便利ですね」と
言われたことはない。
もっとも、だから意地で続けているのかも…。
ということで、暫くぶりに表を添付します。
それでは、また。
二択しかないのは少し不便(SS)
久しぶりに記事をいくつか書いてみたものの、
どうもしっくりこないことがある。
要はスタイルをどうするかという話だけど、
とにかく、選ぶといっても基本的に2つしかないし、
その2つは混ぜない方がいいらしい。
もっとも、そこそこ書いていたときにも
解決せずにきたことだから今更なんだけど…。
ここで何の話かピンと来た人って
なかなか観察眼のある人か、
なんとなく感がいい人か、
はたまた、今まさにそのことで悩んでいる人か。
いやいや、こんなの直ぐに分かったか…。
そう、今日は「だ・である」調で書いてみた。
答えは、文体。
できれば基本文体として、
あとひとつは欲しいものだが、どうでしょう。
あっ、混ぜちゃった。
ではまた。
ニュアンスの異なるふたつの言葉(S)MFS 51:いつの日か
前回のタイトルは「いつかそのうち」でした。
その「いつかそのうち」という言い方には、
いつまで経っても、その「いつか」が
やって来ることはないだろうという
諦めに似た否定的な雰囲気が漂います。
あるいは、それを本心では望んでいないという
微妙なニュアンスも感じられます。
似たような言葉で思いつくのは、
「いつの日か」という言い方ですが、
こちらは、どちらかというと肯定的です。
言葉の選び方は難しく、奥が深いですね。
しばらくぶりに好きな曲をアップします。
今日のMy favorite songsは、この1曲。
ap bank(注)フェスティバル(2009.7.20)に
矢沢永吉がシークレットゲストとして出演したときの映像です。
一瞬にして、つめかけた聴衆を引き込む力量もさることながら
バックを務めるbank bandのメンバーをも
魅了してしまった様子が見事に映し出されています。
~いつの日か~
矢沢永吉です。
Mr.childrenの櫻井和寿等によるプロジェクトで、
音楽活動を通して環境保護などへの資金融資を行っています。
(注:ウィキペディアより。敬称略)
それでは、また。