東京まで77.7マイル

思いつくこと、思い出すこと、思いあぐねていること。それから時どきワイヤーワーク。

歌詞(L)

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ルナさんが

「流れるようなきれいな文章」で、

このブログを紹介して下さった。

ありがとうございます。

ここと違って素敵なブログですよ。

 luna (id:luna117)

 

 

なので気張って

「しっとりした」記事を書こうかと思ったけど、

今日は朝っぱらから元気になるミュージックビデオに見とれて、

その高揚した気分が残っているので、

また音楽の話。

 

 

1月26日の記事「ロンドンブーツ」で、

好きな音楽ジャンルの変遷を少しだけ書いた。

ロックから始まって、ジャズまで行ったこと。

書き忘れたけど、どのジャンルもほぼ洋楽。

最初にのめり込んだ1970年代のロックと言えば、

そもそも洋楽しか選びようがなかった時代。

ロックに何を求めていたのかと言えば、

圧倒的な音の厚みとリズム。

次にメロディー。

当時の邦楽ロックに、それはなかった。

  *あくまで個人の感想です。

それからボーカルの声量。

当時の日本人ロッカーに、

圧倒的な声量を持った人はいなかった。

  *あくまで個人の感想です。

結果、感覚的な言い回しだけど、

邦楽のロックはスカスカだった。

  *あくまで個人の感想です。

当時はレコードの時代で、

LP1枚の値段は¥2,300~¥2,400くらい。

とにかく洋楽も邦楽も、

どんなミュージシャンでも値段は一緒で、

それがすごく不思議だった。

なので、日本のロックグループに、

¥2,300は出せなかった。

  *あくまで個人の感想です。

 

ここまで読んで、

感の良い方はお気づきかもしれません。

タイトルに書いちゃいましたしね。

そう。

リズム、メロディーって来て、

歌詞はどうなってるの?ってこと。

 

なぜか?を手っ取り早く言うと、

英語の歌詞は意味がわからなかったので、

当時そこは無視して聴いていたってこと。

日本語訳のないレコードもあったし、

どうせ「愛してるぜBaby~」とか言ってんだろって。

そのうち英語の歌詞カードも見なくなりました。

 

でも心の片隅で、

歌詞を理解しないで聞いている事が、

ほんとは気になっていた。

楽曲の理解なんて難しいことじゃなくって、

なんか勿体無いような、損してるような・・・。

歌詞カードを目で追いながらでは、音に集中できません。

一緒に入ってこないと意味がないので、

入ってこないのは「無い」ものみたいにしてたけど、

ほんとは「有る」わけだから・・・。

 

フュージョンやジャズを聴き出したのも、

かっこつけて「ジャズ聴いてます」みたいな

オバカな理由だけじゃなかったのかもしれない。

だからそっちに行っても、

インスト(ボーカルなし)を好んでいたのかな。

 

BEGINの「ボトル二本とチョコレート」に

こんな歌詞があります。

 ジミー・ペイジに憧れて

 ギター弾いてたあいつが

 演歌歌って泣いてる

 やっぱ俺たちどうにも日本人だよなぁ~

youtu.be

 

わかるような気がするというか、

わかるような気がしてきちゃった・・・。

 

リズムより、メロディーより、

なんだか歌詞が沁みることが多くなってきました。

 

そんなこと、あんまりなかったのにね。

ブログを始めたからかもしれません。

言葉の重みを感じます。

 

それでは、また。