東京まで77.7マイル

思いつくこと、思い出すこと、思いあぐねていること。それから時どきワイヤーワーク。

サンダル(L)

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日曜日、コストコでビーチ・サンダルを買った。

Havaianasハワイアナス)のもので、

値段は1,300円くらい。

置いてあった色味は5色で、

赤、青、緑、黒、それから白だった。

それぞれにサイズが数種類あったのだが、

閉店間際だったので、

あまり考えずにパッと白を選んで持ち帰った。

 

ところでサンダルというのは

余程のことがない限り壊れないものだ。

壊れるというのは、例えば犬が噛み切ったりして、

ぼろぼろにしてしまうということ。

そうなると、もう履けない。

大型犬なら、あっという間だ。

なので、普通に使っていたら、

結構長持ちするアイテムではないかと思う。

初期のcrocs(クロックス)なんて、

ソールがスリックタイヤのようになっても、

未だに問題なく使用できる。

雨の日は滑って危ないけどね。

 

それはともかく、

今回は靴の代わりになるような、

お洒落なサンダルではなく普通のサンダルの話である。

それはホームセンターに置いてあるようなやつで、

値段は1,000円前後か

まあ高くても2,000円以内ってところ。

勝手口の外に置いておいて、

ゴミ出しのときに突っ掛けるようなもので、

ベランダに置いておくのも、

たぶん同じようなタイプものだと思う。

 

基本的には外に置きっぱなしにするものなので、

雨風に当たることを考えると、

例えばビルケンシュトックの革製などはもったいないし、

布製もカビが生えてしまうから使いにくい。

なので、いわゆるビニール(合成樹脂)系のものが、

一般的に選ばれるように思う。

 

ところで結構長持ちすると書いたけど、

これには多少の条件がある。

外置きにした場合、

あきらかに直射日光と高温には弱いのだ。

 

うちの場合、リビングの外はウッド・デッキで、

洗濯物を干したり、わんこが日光浴をしたりと出入りが多い。

そもそもウッド・デッキはリビングの延長と言われているので、

リビングで履いていたスリッパのまま出てもいいけれど、

それでは庭に降りる事ができない。

なので、デッキに外用のサンダルを置いておくことになる。

問題はそのサンダルである。

この5~6年で、たぶん10足以上をダメにした。

みんな夏を越せないのだ。

どうなるかというと、

暑さと共にだんだん縮んできて、

夏の終わり頃には小学生サイズになってしまうのだ。

やっかいなのは単に小さくなるだけでなく、

反り返ってしまうので、正直使い物にならない。

そんな現象、以前にはなかったことなのに、

最近の異常な夏の暑さに、

みんなやられてしまうのだった。

10足のうち半分は無印◯品のものだったけど、

残念ながらどれもこれもダメだった。

 

前フリが長くなったけど、

コストコで買ってきたビーサンの話に戻る。

 

家に戻って左右のビーサンを繋いでいた

何本かのナイロンコードを切り、

「白はイマイチだったか」と

なんとなくながめていたら、ものすごいことに気がついた。

なんと、左右のかかとが乗る部分の厚みが

まったく違うのだ。

それは親指と薬指の違いくらいの差があった。

左右のサイズは一緒だけど厚みだけが別物なのだ。

念のため履いてみたら、

片方にだけインソールを入れた靴を履いた感じで、

さすがに気持ちが悪い。

結局、昨日取り替えてきたのだが、

こんなことがあるから輸入品はおもしろい。

 

ちなみに、

「そうだ!」と思ってアマゾンで検索したら、

同じ商品の注意書きの所に

「左右の厚みが違う場合がありますが、

 製品特有の味わいとして、予めご理解下さい」とあった。

そこまで読んで買う人がいるのかどうか、

それでも買う人がいるのかどうか、

何ともわからないけど、

そこまで書いてあるのはすごいというか、

「それでも売るの?」ってところでもある…。

 

このままでは

Havaianasハワイアナス)の悪口になってしまうけれど、

実はその正反対のことが言いたかったのだ。

デッキに置いたサンダルは、

どれもこれも1年でダメになると書いたけど、

今使っているHavaianasは、何と、ふた夏を耐えた。

若干縮んだ感はあるけれど、反りはまったくない。

これって、何気にすごいことなのだ。

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それでは、また。