ローズマリーの嘆きが聞こえてくる(S)
先日(5/19)公開した
「ローズマリーの五十輪挿し」だけど、
活けた3日目くらいから、
少しずつ元気がなくなりだして、
とうとう先週末、全てが枯れてしまった。
元々は剪定作業をした後、
普段だったら処分するだけの枝を、
せっかくだからと飾ってみたのだが、
内心では発根させて庭に戻せたらと考えていた。
実は2年ほど前のある日、
地植えのローズマリーの大株を、
強剪定した人がいた。
っていうか、極強!
よりによって3種類・3本を、
気がついたら根元から30センチくらいのところで、
頼みもしないのに、ばっさりとやってくれたのだ。
切った張本人は「ハーブは強いから大丈夫」と、
偉そうにのたまっていたけれど、
あろうことか、結局全部だめになってしまった。
頭にきたので当て付けも兼ねて、
枯れた木はしばらくそのままにしておいたくらいだ。
可愛そうに…。
そんなこともあり50本あるのだから、
少なくても5~6本は行ける(生きる)のではと、
なんの根拠もなく思っていたので、
まさか1本も残らず枯れてしまうとは、
残念と言うより、いささかショックであった。
比較的太い試験管とはいえ、
絶対的に水の量が足りなかったのか、
それとも水替えが不十分だったのか、
暑い日が続いていたので水温が高かったのか、
はたまた什器(五十輪)の形状から
植物が蒸れてしまったのか、
葉の落とし方が足りなかったのか、
理由はよくわからない。
ちなみに発根剤って使ったことがないけど、
それを使えば良かったのだろうか。
そもそもローズマリーを水耕で育てるのは難しく、
挿し木でやるべきだったのだろうか。
いろいろ考えてみたけど、
ひとつひとつを検証する根性がないので、
それはやめて、とにかく暑くなる前に、
もう1度やってみようと思う。
それでは、また。