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思いつくこと、思い出すこと、思いあぐねていること。それから時どきワイヤーワーク。

職業作家

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前回、名付け三題で職業作家だったことを書きました。

 

作家といえば、通常は個人事業主です。独立自営ですね。

当然、稼ぎは保障されていません。

資産があれば別ですが、生活に必要なお金は自分で頑張って稼ぐしかありません。

 

ところでプロとアマチュアの違いは色々とありますが、

稼ぎの多寡は、その本質でしょうか。

 

違うような気がします。

では、何がそれを分かつのでしょう。

 

最初に思いついたのは「覚悟の深さ」です。

この道で食べていく覚悟が決まったところで、

覚悟を決めた人はプロと呼べるのでは・・・。

 

すぐに、そうとも言えないことに気が付きました。

サッカー(作家に掛けてる訳ではありません)のWorld Cupが終わりましたが、

改めて、活躍した日本選手の歩んできた道が、各種メディアで報道されています。

 

その中で、ある選手の小学校卒業アルバムが紹介されていました。

そこには、こう書かれています。

「わたしは、大きくなったらプロのサッカー選手になる」

 

小学生にして、立派な覚悟です。

彼はその夢を追い続け、サムライブルーに袖を通すまでになりました。

 

では、いつから彼はプロなのかということです。

「プロのサッカー選手になる」という覚悟を考えれば、彼はすでに小学校6年生当時に

プロであったいうことになりますが、さすがにこれは違うように思います。

 

この場合「わたしは、大きくなったらプロのサッカー選手になる」という言葉は、

覚悟ではなく、憧れにすぎないということなのでしょうか。

 

そもそも“人の覚悟”は見えるものではありません。

覚悟は語るものではなく、行動で示すべきことなのです。

 

しかし、そう考えると彼の中学生以降の活躍は、彼の覚悟を行動で示してきたわけで、

元に戻って彼は6年生ですでにプロであったことになるのです・・・。

 

最初に思いついた「覚悟の深さ」では上手く説明がつかきません。

それではと次々に考えて見たのですが、それを組み合わせているうちに、

だんだんわからなくなってしまいました。

まさに、下手な考え休むに似たりです。

 

どこで間違えたのか、書こうと思っていた話からは遠ざかるばかりです。

言葉の定義づけを並みの頭でやろうとすると、こうなるのですね。

これ以上、グデグデ書いていてもしょうがないので、

ここは、頭の切れる読者にご教授いただければと思い、筆を置きます。

 

このブログのサブタイトルが「思いつくこと・・・」ですので、ご容赦ください。