東京まで77.7マイル

思いつくこと、思い出すこと、思いあぐねていること。それから時どきワイヤーワーク。

印象(S)

f:id:wired1997:20190128221744j:plain

自分のことを一番知っているのは自分に違いないけれど、

だからと言って、自分のことを的確に他人に説明するのは、

案外難しい。

 

その人の印象は、本人というよりも、

そもそも他人が決めるもの。

「そう?思われてたんだ。びっくり!」ってことは、

誰しも経験していると思う。

 

大体、印象なんて相当いい加減なもので、

それから割りと早い段階で付いてしまう。

さらに印象と言うのは1度決まってしまうと、

そう変わるものではないらしい。

まあ、勝手に品定めしておいて、

あとは大概ほっとかれるということだ。

 

印象をレッテルに置き換えてみると、

それを剥がすのが容易でないことがよくわかる。

なので、第一印象が大事だというのは、

まったくその通り。

「第一印象がその後の人間関係を支配する」

と言う人もいた。

 

ところで他人が決めた自分の印象を知って、

それならと、それを演じていることはないだろうか。

印象を「周囲の期待」と勘違いしたりすると、

それに応えようとしてそのイメージを演じるのだ。

それが、なりたい自分であれば問題ないけれど、

そうじゃなかったら辛くなるに違いない。

 

文は人なりと言う。

読後に思うのは内容だけではなく、

「どんな人が書いてるのだろう」という想い。

ことばづかいに自然と人柄が滲み出るし、

だから内容と人柄を合わせて納得したりする。

それを味わうのが楽しい。

 

自分は何者でもないし、

何者にもなれないけれど、

どうせ読むなら、

そんな記事が読みたいし、

そんな記事が書きたい。

 

それでは、また。

 

追記(私信)

不思議な偶然かもしれないけど、

なんかすごく嬉しかったので、

引っ張り出してパチリ。

f:id:wired1997:20190128221849j:plain

f:id:wired1997:20190128221952j:plain

ジャニス・ジョプリンとビリーホリデーと、

昨日降った初雪に残っていた猫の足跡。

f:id:wired1997:20190128222119j:plain

冷たい雪に刻まれた足跡は、

なんかあったかそうで、

ポケットに入れた手紙はこんな感じかも・・・。