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思いつくこと、思い出すこと、思いあぐねていること。それから時どきワイヤーワーク。

酒と泪と男と女(M)

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前回「男と女」のタイトルで昔話を公開しました。

元々は違うタイトル名で書き始めたのですが、

書き終え、読み返すなかで、

タイトルを「男と女」に書き換えました。

 

そのタイトルに惹かれたのか、

内容に思い当たるところがあったのか、

はたまた分かりにくかったのか、

なんとも定かではありませんが、

とにかく多くの方にコメントを頂きました。

こんなことは滅多にないことなので、驚きです。

 (注:見ていただければ分かりますが、

    多くの方といっても10名弱ですが…)

もちろんどんな理由であれ、

ありがたいことです。

 

こんなに頂いたのは

「女はしてもらったことは忘れても、

 してもらわなかったことは、絶対に忘れない」

という、誰かの名言を書いて以来でしょう。

そのときも、おしかりを覚悟の上で公開したのに、

意外にも「そうかもね…」という

女性からのコメントが多く寄せられ、

びっくりしつつ内心ほっとしたものです。

 

ところで、ひとつの関係が終わったら、

それはもう事実として受け止めるしかないと言います。

所詮「男と女」は、

上手くいくか、いかないかのどちらかです。

「努力が必要です」と言い出した時点で、

ある意味それは終わっているのかもしれません。

泣こうがわめこうが、終わったものは終わったもの。

そして、行き場のない思いはどこに行くのでしょうか? 

たぶん誰もが持っているであろう、

「記憶の一番奥の危険地帯」に仕舞われて、

消える事なく息を潜めることになるのです。

ところが、その記憶が何かの拍子に、

まるで昨日の事のように蘇ってくることがあります。

 

みなさまは、どうでしょうか?

 

ですが、なんとも不思議なことに、

苦しく哀しい記憶であったはずのことが、

時間とともに甘く切ないものに、

だんだん変わっていくような気がするのは、

私だけでしょうか。

 

なんの役にも立たない昔話だったけど、

多くのコメントを頂けたということは、

思いがけずに読者の危険な記憶の扉を

開けてしまったのかもしれません。

そうだとしたら、

そこにはどんなドラマがあったのでしょうか…。

やはり「男と女」というテーマは奥が深く、

誰にも普遍化できないというものなのですね。

だからこそ、

そこにドラマが生まれるのでしょう。

 

「男と女」といえば、この曲は外せません。

オリジナルは河島英五さんですが、

あえてカバー・バージョンをふたつご紹介します。

最初は先日アップした「ぐでんぐでん」のふたり。

次は、たまたま見つけた女性もの。

この曲を「女性が歌うのは、どうなの?」と思ったあなた、

「これもありだね」と思われるでしょう。

youtu.be

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せっかくなので最後は「ぐでんぐでん」の別バージョン。

以前アップしたものの翌年のライブですが、まさに男唄。

やっぱ、かっこいいです。

youtu.be

 

それでは、また。