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思いつくこと、思い出すこと、思いあぐねていること。それから時どきワイヤーワーク。

ブログ開設1周年に思うこと(L)

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はてなブログ最初の記事は、

2018年の7月22日に公開した。

 

その数日後、三十路を過ぎた娘に

「ブログを始めた」と話したら、

「高校生みたい」と笑われてから、

はや1年が経ったことになる。

わざわざ娘に話したのは、

最初の記事に娘のことを書いたので、

まあ事後報告だけど、

黙っているのも気が引けたから。

 

それにしても、始めた動機を考えても、

飽きっぽい性格を考えても、

正直こんなに続くとは思っていなかった。

何と言っても、物心ついてから

日記らしきものを書いたことなど

ただの1度もないし、そもそも文才もない。

なので、自分でも驚きつつしばらく前から

1周年をキリの良い200記事目で迎えようと、

それとなく調整をしていた。

であるが、何の事はない、

気が付いたら少し前に200記事を

超えてしまっていた。

 

こんな調子だし、進歩もないので

この後いつまで続くのかは自分にも解らないけど

区切りとして、今感じていることを、

少し書いておきたいと思う。

 

と言っても、思い浮かぶ言葉は二つだけ。

それは「感謝」と「お詫び」である。

 

「感謝」は言わずもがなというか、

いうまでもないことだけど、

このブログを訪問してくださる、

全ての方々に対する偽らざる気持ちである。

こればかりは他に言いようがなく、

とにかく「ありがとうございます」

という言葉に尽きる。

誰にとっても時間は貴重だ。

ごまんとあるブログの中から、

わざわざ訪問してくださった方々に、

改めてお礼を申し上げたいと思う。

感じる距離感に違いはあっても、

「感謝」の念は一緒である。

 

「お詫び」については、少しややこしい。

始めた頃からしばらくは、

ほとんど誰にも読まれなかったので、

どうしたものかと、それなりに悩んだ。

面白い記事を書けば読んでもらえると考え、

自分なりに頑張ってみたけれど、

それでもなかなか読まれなかった。

要は面白くないということだけど、

それを認めるのはちょっと悔しかった。

もっとも先輩ブロガーの書かれている、

SEO対策のイロハは読むだけ読んで、

結局のところ一つも実行しなかったし、

画像も面倒なのでほとんど使わなかった。

肝心なテーマと時系列は滅茶苦茶な上、

タメになるような記事も書いていないので、

読まれないのはしょうがないと、

自分を慰めたりもした。

 

そうこうしているうちに考えついたのは、

いっそ“良き読み手を目指そう”ということだった。

「書いてダメなら、読んでみろ」って感じ。

そもそもブログは「書き手」だけではなく、

「読み手」がいなければ成立しない世界である。

なのに、書き手を評価する物差しは色々ある割に、

読み手には何もない。

書き手としての力量がないのなら、

せめて読み手(Reader)として

やっていくのはどうだろうかと。

ピンチをチャンスに変えるのだ。

ブロガー改め、リーダーである。

あるべき読み手像を示しつつ、

あわよくば、日本一の読み手になって、

「Top of Reader」として

はてな』に名を残すことを目指そうと…。(冗談です)

 

その頃書いた記事の中で、

一つの記事はそれだけで独立しているものだけど、

できる限り全体の文脈の中で読みたいと書いた。

そこに書かれていることの背景を知ってこそ、

書かれていることの本意に触れられるような気がするので、

そのためには「できるだけ遡って全部読みたい」と。

それは良き読み手としては当然のことに思えたから。

一応、目指すのは日本一だし…。

 

最初の頃は、律儀にそれを実行していた。

一生懸命、読んでいた。

ところが、最近はどうだろうか。

読むぞ、読むぞと言っておきながら、

読めていないのだ。

「良き書き手」になることは難しく、

「良き読み手に」になることも叶わない。

二兎を追うどころか一兎すらも儘ならない。

どうしたものか…。

 

なので、なかなか読みにいけないことを

どうぞお許しください。

お詫び申し上げます。

 

それでは、また。